第四章 瀬戸内 綾(せとうち あや)

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亜季は、中学からの友達。 私の、本当に数少ない友達の中でも、親友と呼べるのは、彼女1人かも知れない。 亜季には、絶体に嫌われたくないし、彼女だけは絶体放したくない、心のよりどころ、そんな存在。 皆にも、そんな人が少なからず居るんじゃないのかな? それにしても、いくら親友とは言え私の頭の中身を、たったの3分割で表すのは良くない。特に最後の1割は、細かい配分が面倒なので、カオスで処理しちゃおう感が出ていた。 頬を摘ままれたまま、私は思う。 (亜季だって、頭の中の3割はお菓子だよ!絶体!) そんな事を考えている間に亜季は、私に対する次のコメントを考えていた様だ。 取りあえず、頬っぺたの解放宣言が成されたので、報告しておきます。 (取れちゃうかと思った。、、、)
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