第四章 瀬戸内 綾(せとうち あや)

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「世界の終わりにでも、備えてるわけ?」 このままだと、私に対して亜季の『奥義失礼乱舞』が止まらなくなりそうなので、口に出して反論する。 「ちっ 違います!私は、、」 「私は?」 「お供え物が有れば神様も大喜びっていうことわざがあるでしょ?それに 従ってるだけ、、、」 亜季はキョトンとして、 「そんなことわざ、、だっけ?」 「そうだよ!私は亜季が思ってるより物知り博士なんだから!」 自信満々に答える。 「物知り博士って、、、言い方が年寄りくさい、、」 あっ、また奥義が始まった。 「それよりさ、今日の放課後買い物付き合ってよ。」 良かった、さっきのが最終コンボだった様だ。
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