第5章 瀬戸内 綾 2

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検査の為、病院へ向かう。 私は電脳不適合者。 そしてマテリアルアレルギー体質者。 私は不適合者という言葉が最初は嫌で仕方がなかった。 まるで全てから弾かれてしまった様で、、、 私の考え過ぎだと思うが、両親は不適合な私の事を恥じているじゃないか、と思う時がある。 そんな自分も嫌で仕方がない。 今は大分慣れてしまった。 不適合という言葉にも、 そんな自分にも。 慣れって怖い、というけど、その通りだと思う。 嫌なことに慣れてしまうというのは、、、 本当は恐ろしい事なのに、、、
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