計画、法律

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【三次元推進法案(さんじげんすいしんほうあん)】 一人の議員真之介が発案したもので、"アニメの影響で犯罪を起こす人が多く見られるから、現実(三次元)をよく知り犯罪者の増加を防ぐため"といった理由で考えられたもの。 しかし、アニメ制作会社や漫画雑誌の出版社はもちろん一般市民や一部の議員から「表現の自由を侵害する」といった理由で可決されずにいた。 ところがある日、真之介は多数の反対意見を押し退け、この法案を強引に可決した。 それでも従う者はごく少数だったため、すぐさま改正して“漫画を撤去しない書店、閉店しないゲームショップ、アニメやバラエティ番組をやるTV局は例外なく爆破。さらに二次元を愛する者、真之介に歯向かう者は抹殺可能”というものになった。
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