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「ねえアリーナ、今日も剣技の腕は順調?」
甘い声に魅惑的な唇、胸を強調させたような前がガバッと開いた感じの赤い服を着た女性がアリーナの目を見つめるように尋ねた。
「順調だとも。この俺の剣技はどこのつわものでさえ引けを取らない。最強剣士たるこの俺が、剣技の腕が鈍ることはない。はーっはっは!」
アリーナは、自慢の胸筋を見せびらかすかのごとく両手を広げてその有り体を友二人に見せびらかす。
友2人の内赤い服を着た女性は、まあ素敵と甘い声を出してアリーナに近寄るが、そんな彼女の様子をあまり心地よいものと捉えていないのか、金髪の女性リエーネはふん、とそっぽを向いていた。
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