第一章:少年との出会い
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雲ひとつない晴天の中、アリーナたちが歩いていると彼らは屋台が並ぶ通りに出た。 ここエルサイドには祭時以外でも屋台を出すところがあり、その場所では人が途絶えないということが有名である。 もっとも、ここが駅の近くだからなのかもしれないが。 「ねえアリーナ、かき氷買って」 ショレインがアリーナの男心をくすぐる声音で彼におねだりをする。 そんなショレインに対してアリーナはあっさり同意する。
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