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何も興味ない彼に がっかりの明利。
それならと 明利は 良幸の右手の上にピタッと自分の左手を重ねる。ぐうぜんをよそおい あきらかに明利がさそってのボディータッチ。
『にぎり返してくれれば 許しちゃお』
ところがバッグが 明利のスカートから落ちてしまった。明利はあわてて拾おうとしたが、良幸が先にバックを拾った。
でも かわいいバックを持ったことが無い良幸は 逆さに持ちあげてしまった。バッグの磁石のフタが外れ、中身が全部出てしまった。
「アッ」
口紅やファンデーション、鏡、キラキラのケイタイ電話、レースのハンカチ、お財布の中身。小さなぬいぐるみ。入れすぎで みんなバラバラに落ちちゃった。
「ご ごめん」
ドジな良幸。あわててしゃがんで 女の子の物を拾う。
明利も立ち上がって拾おうとしゃがんだ時 良幸も拾おうとして スカートの下に 顔をつっこんでしまった。
良幸が頭を上げると スカートの中!
『やば!』
明利のパンツは イロケなし白いジュニアパンツ。
「いや~ん」
明利も良幸も あわてて後ずさり。
明利は ひざを閉じてミニスカートをおさえるが、良幸が赤くなっているので 見られたと思った。
良幸ももう目を合わせられず 下を向いたままキョロキョロ。
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