1章-1:イギリス出張

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俺も後藤さんも目を見開いた。 王室の人間が拉致されるなど、緊急を通り越して非常事態なのだ。大方、国民には知らさせていないことだろう。 しばらくして、後藤さんがようやく口を開いた。 「...わかりました。 すでに部下は待機しています。 31 dep との共同作戦ですか?」 「ええ、そうなるわ。 あなた達と、MI6だけで解決してほしいの」 そして、作戦概要が入った封筒を渡され、俺と後藤さんは退室した。
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