1章-1:イギリス出張

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すぐに一輝が手をあげたので、発言を許した ソファーに寝ころがっていた一輝は、そのまま質問してきた 「敵の能力レベルは判明してる?」 ネガティブ(不明)、との俺の答えに一輝は顔を曇らせた 無理もない。正確な情報がないと、しっかりとした作戦を立てられなくなり、それは即ち死に直結するからだ 俺も正直戸惑っている。イギリスまで派遣された割には、あまりにも判明している情報が少なすぎるのだ 判明しているのは、潜伏箇所がシティ・オブ・ロンドン内だということ、そして被疑者が能力者だということだけだ まぁ、対魔法戦闘でうちの部隊の右に出る部隊はないので、保険という意味合いが強いのは理解できるけど...
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