1章-2:待機中...

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ふと腕時計をみると、1817を指していた。もうまもなく、か 座ったまま、伸びをする あ、やべぇ 前髪が少し崩れてしまった いつもは髪型なんて気にしないんだけど、今日ばかりはそうもいかず、一輝にたのんでせっとしてもらったのだ 俺が自分で直そうとして逆に崩れていくのをみていた奈々が、 「へたくそやなー。しゃーなし直してあげるわ」 と言ってくれたので、ありがたくおねがいふることにした 「じゃあ、ちょっとこっちむいてて」 奈々は俺の前にまわってきて、髪をいじりはじめた すると、奈々と対面する形となる 活発な印象の奈々だが、こうやって淡い色のドレスを着ていても十分似合ってる(奈々は淡い水色のイブニングドレスを着ている)。というか、めっちゃかわいい... これは直視できないな... 「よし、これでえーやろ!」 ものの2分ほどで終わった。素晴らしい手際だ お礼を言うと、満面の笑みがかえってきた。あ、なんかこーゆーのいいな...
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