1章-2:待機中...

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しばらくして、女王の秘書がやってきて、食事会の場所まで案内してくれた 案内された部屋には、丸いテーブルと3脚の椅子が用意されていた 奈々が、「ここでえーのかなー?」とかいいながら一番奥の席に座ろうとしたのをみて、俺はあわてて止めた このような配置の場合は、一番奥の席が上座となるのだ。この場合は、女王がそれに値する人物である それを聞いて、彼女は俺の反対の席に腰かける そして、時計が1830丁度を指した瞬間 「ビクトリア2世陛下、いらっしゃいました!」 その声をきき、俺たちは立ち上がった そして、イギリス連邦現女王、ビクトリア2世がはいってきた 俺たちは頭をさげる 「よく来てくれたわね、まぁ座りましょ」 そう女王がおっしゃったので、俺達も再び椅子に腰かけた
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