prologue

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奈々はスマホを手にうなずいた。 オレは無言で指を3本立て、ゆっくり折った。 そしてー 刹那、辺りが昼並みに明るくなる。 次の瞬間、耳を爆音がつんざいた。 オレはそれを確認して、再びスマホを耳に近づけた。 「お待たせしました。 片付けがおわりました。over」 『こちらでも確認しました。 プランAで帰投してください。over』 「copy(了解) 以上、out(通信終わり)」 切断音がスピーカーから流れる。
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