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~襄陽~
城にいた賊を討伐し、襄陽城を占拠した北郷達は、一人の男と面談をしていた。
劉表「お主ら、悪いことは言わん。この城を明け渡せ!」
張袷「断る!この襄陽は我ら北郷軍が苦心してまでも手に入れた住居である。
それを易々と明け渡せ、と?ご冗談を。我らは治安維持や財政をし、この襄陽を治めている。荊州牧の話も、元は劉焉とやらが中央の混乱から避けるために考えていた逃げの話ではないか。」
劉表「城なら交趾の土地にもあるわい!そこなら居住も楽な筈じゃ。
………何なら儂が上にお主らの功績を伝えておくから、その時に官職を貰えば良かろう。儂自信どうやって入城するか悩んでおったからな。」
司馬懿「交趾の土地は小規模である上に、作物があまり育たない場所ではないか!?
賊討伐の功績としてはかなり少ないぞ。朝廷にも区星の首を送り届けたから、お主の話がなくとも功績は認められる。いい加減、何進将軍の元に戻ればよかろう。」
劉表「お主ら………。」
………絶賛、口論中である。
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