プロローグ

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北郷「うわあああああ!?」 外史から外史へと、飛ばされる北郷一刀。飛ばす身にもなって欲しい。と、卑弥呼は思う。 「陛下ー!」 だが、この外史から外史への移動に、一人異物が混じっていた。 北郷「………って、仲達!?何でって、ええええええっ!?」 飛ばされた異物、司馬懿仲達は其処にいた。彼は北郷から信頼されている、北郷軍の軍議で唯一参加が認められている男性である。 容姿は白髪、口髭と顎髭が異様に目立ち、鷹のような赤い眼光がトレードマーク。服はどこかの海賊を連想させるかのような、赤と黒の二色で構成されている。 仲達の性格は野心家の筈だが………、何故か北郷に忠誠を誓っている。本当に何故? 司馬懿「ここは何処ですか!?と云うか、陛下はこの意味不明な状況下の中、平気なのですか!?」 北郷「………。」 ………どうやら彼は、この状況を知ってはいないようだ。
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