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袁紹「………はぁ。」
麗羽「この世界の袁・紹さん!会えてとても光栄ですわ!!」
袁紹(本当に私なのか!?………確かに私と同じような特徴はあるが。髪型と発言、格好に問題あるだろ!
………人の話を聞かない所は私と同じか。向こうの顔良は相当苦労しているらしく、袁紹の我が儘に付き合っているからな。)
田豊「………。」
袁紹(田豊の顔が強張っている。………当たり前だ。私に絶対の忠義を誓っている者だ。再会して早々、色々と愚痴られたからな。少なくとも、この袁紹が気に入らないようだ………。)
北郷「まさか袁紹さんが、貂嬋達に伝言を頼まれたとは………。」
袁紹「止めろ!!ソイツ(貂嬋)の名前は言うな!!聴くだけで気分が頗る、悪くなる!」
袁紹の体が尋常じゃなく震えている。何進の件なり、色々と不憫だ。
麗羽「もう一人の私、何を話していますの?陛下も、余談を済ませて現状を把握しましょう。」
麗羽は相変わらず暢気に話す。さっさと要件を言え、と思っているだろう。
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