序章

2/2
前へ
/40ページ
次へ
もうなにも、伝えられない。 『大好き』 の三文字さえ、伝えることができない。 君は、僕の隣にいないのだから。 君の笑顔、泣き顔、怒った顔はもう見れない。 僕を呼ぶ優しい声、心配する声も、もう聞けない。 あぁ、君はあんなにも遠くに行ってしまった。 手を伸ばしても…届かない。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加