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その頃アタルと白鳥は、不死鳥ラーミアを追っていた。
校舎の焼け跡を頼りに、ラーミアとレオンを探す。
『アタル、お前はもう家に帰っとけ、こっからは先生がやるから。』
廊下を走りながら、白鳥先生はアタルに言い放った。
(白鳥先生は何者なんだ?あの竜みたいな男を吹っ飛ばすし、手からハゲタカも召喚するし)
アタルは白鳥先生が何者なのか分からなくなっていた。
しかし、これ以上白鳥先生についていくのは危険だ。
『分かったよ先生...死ぬんじゃねーぞ!』
白鳥はアタルに向かってグーサインをすると、焼け跡を追いかけていく。
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