人間界と異界の者

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2F階段前、生徒達が逃げ校舎には誰もいない。 そこには竜化したサラの首を持ち上げるアタルの姿があった。 『っぐ...!!』 呻き声を上げながら、サラは苦しそうにもがく。 『余の身体に何をする?余は千年を生きる者、ザイン。』 その時、アタルは右手を首から離すと、拳を握り締める。 すると、アタルの拳から尋常ではない量の光量が光る。 (このオーラ...死ぬ...っ!!)
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