人間界と異界の者

54/55
前へ
/67ページ
次へ
『な...なんて力なの...』 左手が吹き飛び、壁に倒れる瀕死のサラを見下し、アタルが近づく。 『終わりだ竜族よ!!』 《やめろ!!!!》 心の中から声が響く。 《やめろ!!!!殺すんじゃない!!!!》 『貴様ァァ!!っぐ...ぐぉぉ...!!』 急に頭を抱えだすアタル。 瀕死のサラはそれを眺め、何が起きているのか理解出来ていなかった。
/67ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加