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次の日は お互い目を合わせる事もなく、そのまま避けるようになってしまったまま、1ヶ月後卒業して
俊平君は隣の中学校に進学した。
自分の中でも、記憶は薄れてゆき
それから3年後、桜の舞う季節に中学校を卒業し、
地元の家から近いというだけで選んだ高校に入学した。
「キョンー!おはよー!何組だった?」
「ハルちゃん!おはよー!A組だったよー!また一緒だねー!」
中学校2年の時に同じクラスになってから、ずっと仲良しの親友である 柏木 春菜と一緒に自分達のクラスに入っていった。
「元中から 何人か入学したけど、
裕美(ゆみ)と真夏(まな)はクラス違うみたいだよ?あー清水が同じクラスだ。」
裕美ちゃんと真夏ちゃんはなかなか仲良しグループだった女の子達で、清水 一樹君はバスケ部の背が高い中学では 人気物男の子。
あたしは話した事ないけど、ハルちゃんはバスケ部だったから、知り合いみたい。
突然廊下が騒がしくなったから、ハルちゃんとそちらに目を向けた時、キレイな顔の男の子が教室に入ってきた。
そして目があったまま、お互いしばらく見つめ合った。
「俊平君?、、、」
「久しぶり、、、。」
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