第1章

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さすらいは何が何を願うのか 天才は何を持って楽しむのか バカは正直者だが天才の言う事には勝てない そんなバカだから世界を広く見れるものだと 俺は思う みんなは俺をバカにはするが 仲は良い方だ ガリ勉野郎はなんでそんな勉強をするんだろ といつも考え小学校生活が終わり 中学でもあまり変わらなかったが 俺は人のありがたみを目の当たりにした 中2の頃いつも変わらず 友達と喋っていた そんな中ガリ勉野郎も話しに入り 盛り上がり楽しかった ガリ勉野郎は勉強だけする奴だと思っていたのが 嘘のように毎日毎日喋って笑い遊んで 2年が終わった 3年に上がると元ガリ勉野郎がまたガリ勉に戻っていた でも友達だからそんな事は思わなかった ガリ勉に進学はどうするって聴いたら お前には到底いけない学校とか言われ 腹が立ち、ガリ勉野郎に突っかかったが 俺にも教えてくれと とっさに言ってしまった 人は楽してでは取れないものがあると ガリ勉に言われたが素直に勉強を 教えてくれた 3年の中間テストは 毎年ビリをあらそう俺だったが トップ10にまで入れた ガリ勉はバカな俺にも出来ることを 証明してくれたんだ それからは遊びながら ガリ勉に勉強を教えてもらい ガリ勉と同じ高校入試を受け 難なく行けた ガリ勉は俺に お前はあの時からずっと頑張ってきた結果が今出たんだ これからもお前は努力し頑張り頑張っただけ 報われるからこれからもよろしくな と言われ ガリ勉はいってしまった 俺はガリ勉の事を今でも忘れず 大学を卒業した 安らかに、、、
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