第1章

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眠れない夜の君と僕 景色が眩しい その夜に 何億分の君と僕 決して終わらないこの時間 そう願い続けた君と、、、 これは君と会う前の話 僕はこんな世界消えたら良いと願っていた 醜い親の喧嘩 酷い学校のいじめ みんなみんないなくなって 僕も消えてしまえば良いと思った 僕は学校が終わり 帰りたくない家に向け 歩き始めた いつも通る警察署 いつも駄菓子屋の前にいるお婆さん いつもと変わらない川の流れ いつも気分が悪かったと思う でもその日は君がいた 綺麗な髪の僕と同じ背丈の君 彼女は少しないていた気がする 何かあったのかは、わからない 話しかけたくても 僕にはできない 僕は人見知り何だから 出来ないと僕は思っていた 君の涙は何色なんだろ 僕の涙は黒くくすんだ涙だ 君と同じじゃないと僕は思った 僕は君の涙を見て 僕もないてしまった すると君は僕に気付き 走って去ってしまった 僕の日常は真っ黒だった でもその時の涙は黒くはないと 僕は信じていた
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