第1章

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ドスッ! 「う"っ」 「琉右!!」 琉右のお腹が蹴られる。 「何するんですか。琉右を殺せば私も舌をかみます。 私を殺しても彼もそうするでしょう。」 この人達は 情報を欲しがっている。 取り敢えず頭を整理するために時間が必要だわ。 殺されるかもしれない立場 もってる木刀に力が入るのが分かる。 琉右を傷つけるのは許さない…。 「ん、、あれ?珀?」 張り詰める空気の中 琉右のあまり男の子とは思えない 高い声が突き刺さる… 「う"っ腹痛っ…ここ何処?」 首を傾げ悪気を全く思わせない笑顔を向けてくる… ・
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