第1章

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「…… 珀のばかぁぁぁああ!!」 大きな声が道場に響く 少女は耳栓を忘れない。 「そんなことより、着替えたら始めますよー 着替えてきてください。」 「あっ、そっか!着替えてくる!」 そんなことよりと言われた事にも気づかず 走って行った少年の背をみて少女は 1つ息をついて 頬を緩ませた 「飽きませんね」 感情があまり顔に出ない少女でも その表情は 無表情とは違う微笑みに似た表情だった… ・
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