第1章 コバルトブルーの場合

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僕はとある裏路地から目を覚ました。 ボッーとする頭。目をこすりながら、裏路地から出たんだ。 そこには東京の様なスクランブル交差点を歩く多くの人々。高層のビルの数々。 ああ、やっぱり僕は夢を見ていたんだ。その時はそう思った。 でも違っていた。先ほどから足元には違和感があった。 僕は地面を見ると、そこには固いコンクリートでは無く、地面は熱い砂漠となっていんだ。 その時僕は忘れていた全ての事を思い出した。
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