呪詛と憎悪

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狂いそうな痛みの中、私は魔法への憎しみを募らせ、呪詛の力を手に入れた私は、『魔女狩りの会』の戦闘部隊に配属された。 呪詛の力を持つものが魔女を殺すための最前線が戦闘部隊であり、魔女を殺すことのできる部隊。 「各務原さん……魔女を、探してもらえますか?」 私は各務原さんにそう頼み込む。 まず手始めに、両親を殺した魔女を殺す。 そして、残る魔女も魔導少女も魔導師も必ず、私の手で殺してみせる。 私の全てを奪った奴らの全てを、私が奪う。 そのために、私は生きているのだから。
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