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さすがのデジカメ。
その場ですぐに印刷にまわされる。
しかも、間違いなく世界トップレベルのカメラマンが仕上がりに各種補正を加えて。
「はい、一人一枚な」
一人一人に手渡しされた写真をその場で全員が見る。
もちろん私も。
そして、愕然とした。
「あ、言葉さん、半目だ」
誰かが声をあげたのを皮切りに、全員が写真の中の私を見る。
「あちゃー。まぁ、これで一生忘れないね」
監督が笑いながら言うと、その場にいる全員が一緒に笑った。
……私以外。
「残念でしたね。言葉さん」
んりょっぷが顔をひきつらせながら言った。
……コイツ、ぜってぇ笑ってやがる。
んりょっぷ、お前もか！
かくして、私の『可愛い戦士ブレザースター シャイニングリターン ブレザースター最後の戦い』は終わった。
このとき、この瞬間、私はこれから起こる惨劇など知るよしもなかった。
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