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「柊ー?朝ですよ?」
「んん?ふわぁ…愛莉、おはよ。」
「うん、おはよう。今日は珍しく1時限目から授業受けれる日なんだから、頑張って起きて?」
「…はーい」
ー…私たちは高校3年生になった。
柊もあれからずっと私の家のお隣に住んでいる。
意外なのは柊はかなり朝が弱いらしい。
朝早くから仕事の日は何故か私まで早起きさせられる。
約2年培ってきたからか、もう寝坊できない体質に変わってしまった。
「今日の朝御飯何ー?」
「和食。お魚とお味噌汁と白米。」
「…朝からそんなにはいる?」
「学校なんだから入れてください。」
…私は。
変わらず、幸せだ。
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