13/13
前へ
/67ページ
次へ
僕たちは、手を繋いで歩き始めた。 光矢の手は冷たくなっていて、悴んだその手をしっかりと握った。 イルミネーションが煌々と輝き、 その風景は幸せそのもので。 でも、僕たちの間に障害物が現れるのは、 彼女と出会ったことで時間の問題となっていた。
/67ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加