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──気が付くと、光矢の手が僕の手に重なっていて、 間近で光矢の顔を見ることができた。 「………っ!?」 昨日のこともあってめちゃくちゃ動揺した僕は、手を離そうとして引っ張ってしまった。 モゾモゾと布団のなかで動く光矢。 ふと目を開いて僕を見たと思ったら、まるで小さな子供のようにふにゃりと笑い、また目を閉じた。
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