1人が本棚に入れています
本棚に追加
ここからはトイレと男爵の一騎打ちです。
男爵の攻撃!
トイレの守る!
ドアをこじあける!
「ガチャガチャ」
しかし、無常にもトイレのドアは同じ音を繰り返すばかりで
開くことはなかった。
それでも男爵は諦めなかった。
だが、体当たりや針金でドアをこじ開けようとしても
ドアはびくともしない。さらに上から登ろうとしても男爵の自らの巨体から
入ることはおろか、登ることすらできなかったのだ。
まるでびくともしないそのトイレのドアはベルリンの壁のようだった
最初のコメントを投稿しよう!