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「……この前来ていた新しい友達って、どんな人なの?
涼太の友達にしては珍しいタイプだよね」
行為を終えた後、ベッドでまどろみながら、できるだけサラリと、まるで興味のないことのような口調で尋ねた。
涼太は、ああ、と頷いて、
「転校生なんだよ」
と簡単に答えた。
「転校生?」
驚いた。
小中学の頃ならともかく、高校生にまでなると、なかなか転校してくる生徒はいない。
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