囚われたカラダ

7/27
577人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
――― ――――― ―――――――― 「……この前来ていた新しい友達って、どんな人なの? 涼太の友達にしては珍しいタイプだよね」 行為を終えた後、ベッドでまどろみながら、できるだけサラリと、まるで興味のないことのような口調で尋ねた。 涼太は、ああ、と頷いて、 「転校生なんだよ」 と簡単に答えた。 「転校生?」 驚いた。 小中学の頃ならともかく、高校生にまでなると、なかなか転校してくる生徒はいない。
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!