囚われたカラダ

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焦らされ、狂わされる。 気が付くと、狂ったように喘いで、彼を求めていた。 涼太しか知らなかった私。 久弥との行為は、涼太として来たそれとは、まるでベツモノのように感じた。 涼太がどうというわけではなく、 彼がきっと特別なんだと思った。 甘くて、刺激的で、全身が痺れて熱くなって、 私は与えられるすべてに、 翻弄され、そして狂った。 そう、 それから、私の身体は彼に囚われてしまったんだ。
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