翻 弄

29/30
前へ
/30ページ
次へ
エレベータの扉が開き、そのまま通路を歩いて、久弥の部屋の前で足を止めた。 インターホンのない扉。 ドキドキしながらノックをすると、 少しの間のあとカチャリと扉が開いた。 「いらっしゃい」 ドアを手に、彼はニコリと微笑む。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

592人が本棚に入れています
本棚に追加