きっとそれは初恋で

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「痛っ」 その後、佐竹がこういう時の為に懇意にしている、半モグリのような医者に手当を受け、車で自宅マンション前まで送ってもらった。 ワンルームのマンション。 ベッドに横たわっていても、ズキズキと体が脈打つように傷むだけ。 ようやく眠れても、ひどく悪い夢を見るだけで、 気が滅入るからと、外に出た。
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