きっとそれは初恋で
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『これは上玉じゃないか』 歓喜の声を上げる中年オヤジ。 『これが初仕事だ。よろしく頼むよ』 そういって中年オヤジの肩に手を乗せる佐竹。 『ああ、可愛がってやるさ』 自分を見て舌なめずりした男。 幼かった身体は、それは簡単に汚された。 与えられた痛みと屈辱。 どんなに泣き叫んでも、誰も助けてくれない、届かない。 ただ、相手を悦ばせただけだった。
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