きっとそれは初恋で

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今も残る、頬に伝わる彼女の熱い涙。 ギュッと抱き締められた身体の柔らかさ。 母親に抱き締められた記憶のない自分にとって、たったひとつの眩しい宝物のように。 それはやっぱり初恋といえるのかもしれない。 自分が壊れすぎずに、こうしていられるのも、彼女の存在が大きい気がする。
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