回り出した復讐の歯車

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―― ――――――― ―――――――――――― 「ノンケの男のコって、どーやったら落ちるかな?」 仕事中、夢中になって俺の足を舐める客を見下ろしながらそう尋ねると、彼は面白くなさそうに顔を上げた。 「好きな男ができたのか?」 メガネを正しながらそう尋ねるスーツ姿の四十代の男。 ベンチャー企業の社長で、今回の復讐に色々と力になってもらっている。
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