ハル先生と詩季

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「…………詩季、今日は少しだけ進んでもいいですか?」 「…………少しだけ進む………?」 って、なに……………? ハル先生が「こういうことです。」と僕の服の上から、胸の突起を爪で引っ掻いた。 「ーーーーーやぁ………っ!」 な、なに!?今の! 「…………ダメですか?」 「…………ダ、ダメですかって…………!」 これ以上、恥ずかしい思いさせられるの!? ああ、でも……………。 僕も、もう少し、ハル先生に近付きたい…………。 「詩季?」 「ご、ご飯食べてからなら…………。」 せっかく、ハル先生に食べてもらう為に作ったご飯。 どうせなら、温かい内に食べてもらいたい。 「ホントですか!?じゃあ、早速食べましょう!」 「先生…………っ。せめて、着替えてから………っ!」 「Oh!そうでした。そうでした。着替えてきまーす。」 先生が着替えに行っている間に、僕は床の上のケーキの残骸を掃除した。 ……………なんか、僕、とんでもないこと言ってしまった気がする。 でも、嬉しそうに鼻歌を歌いながら戻ってきた先生を見たら、もう何も言えない…………。 …………….僕たちが、どこまで進んだかは、皆さんのご想像に任せますね………。 ーーーーーーend
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