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「え!?先生、その格好で帰んの!?」
後夜祭も終わり、学校の駐車場で天と待ち合わせをした。
今日、先生たちの催しで行ったバニーHOUSEで 、俺がした執事うさぎのコスプレがいたく気に入ったようで、天の為に、着替えずにいた。
「あー、 似合うだろ?まあ、耳はお前の方が似合うけどな。」
そう言いながら、着けていたうさぎの耳を外して、天に着ける。
「なんで、俺が似合うんだよ!」と言いながらも、俺の姿を見て嬉しそうに笑う。
「今日、泊まってくんだろ?家に着いたら、執事ゴッコしてやるよ。」
「何それ。執事ゴッコって。よく分かんねえけど、楽しみだな~。」
俺の言葉に、笑顔になる天。
ふ。任せとけ。
もっと、喜ばせてやるよ。
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