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「…………なあ、一志。お前、部活何日から始まんの?」
いつのまにかシャワーを浴びてきた香月さんが、ギシッ、と、俺のベッドに乗ってきた。
「んー?ああ、年明け5日からだけど?」
「5日…………。一週間ほどあるな。じゃあ、いけるか。」
へ?何が?
香月さんの言葉に疑問を感じた俺は、スマホから顔を上げようとしたが。
「…………………………んんっ、。」
首筋に、感じたピリリとした痛み。
え、これって…………………。
「ーーーーバッカじゃねーの!?キスマーク付けただろ!?」
「だーい丈夫だって。軽くしか付けてねーよ。直ぐに、消えるさ。」
そう言いながら、香月さんはシュルッとバスローブのヒモを外して、俺の背中をはだけさせた。
「んっ、………やぁっ……!…………あっ、!」
背中全体を、心地よい痛みが走る。
香月さんは、時々、その赤い跡に舌や指を這わせて、それがまた、俺の身体をよがらせる。
「ーーーあっ!んん……………っ!」
よがった隙に、おれの前に手を入れてきた香月さんが、胸の突起を弄り始めた。
「は、あ………………っ、んっ、かづき、さ………んっ!」
摘ままれ潰され引っ掻かれ。
「………一志はさ、 左の方が感じんだよな。知ってた?」
「し、しらな…………っ、んぁっ!」
スーーーーー……………っと、背筋を下から上へ舌を這わされ、快感が身体中を駆け巡る。
「か、香月さん…………。」
「んー?」
身体を捻って、背中にいる彼に目で訴えた。
キス、したいんだよ。
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