香月と一志。 part 2

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「おかあしゃん!」 「あ?いたか?良かったなあ。かずし。」 俺たちに気付いた女の人が、慌ててこっちに向かってくる。 「かづゅき、あんとっ!」 「どーいたしまして………え?」 ちゅっ。 「きゃあっ。ごめんなさい!この子、気に入った人にキスするくせがあって!」 「….……や、いーです、けど。」 今の。 唇にチューだった、よな? その後、かずしはお母さんに抱っこされてご機嫌で帰っていった。 えーと。 これを、ファーストキスのカウントにいれるべきか、どうか? 優にも、唇にはしなかったのに。 ま、いいか。 深く考えるの、やーめた。
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