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こんなに、ベッドの上を汚して、一体今日は何処に寝るのかと思っていたら。
「ちゃーんと、シート敷いてあんだよ。
抜かりはねーぜ?俺は。」
そんなことを、どや顔で言う先生が可笑しくて大笑いした。
「天。」
突然呼ばれてどうしたのかと思ったら、横抱きで抱えられ。
「………ちゃんと、綺麗にしてやるからな?身体の外も中も、クリームだらけだろ?」
どこにスイッチが入ったのか。
先生から、生クリームの甘さだけじゃない大人の色香が漂って、その香りにあてられた。
「うん。キレイに洗ってよ。秀哉。」
自分の方から、チュッとキスをすれば、すかさず舌を捕らえられる。
「任せとけ。」
右の口角だけを上げた先生の笑みに、今から始まることに期待が高まる。
「今日は、寝かさねーからな。」
「望むところだし。」
そうして、2人で浴室に消えていった。
ーーーー俺たちの聖なる一夜は、始まったばかり。
ーーーーーend
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