罪 恋-2
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開いたエレベータからはたくさんのビジネスマン。 一瞬、気後れしそうになるものの、皆は私の胸のバッジをチラチラ見て、『弁護士さん』と小声で漏らしていた。 久弥を救いたいと、必死で勉強して、なんとか手に入れたこのバッジは、 私が思う以上に、 大きなものを与えてくれたのかもしれない。
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