罪 恋-2

13/39
前へ
/39ページ
次へ
開いたエレベータからはたくさんのビジネスマン。 一瞬、気後れしそうになるものの、皆は私の胸のバッジをチラチラ見て、『弁護士さん』と小声で漏らしていた。 久弥を救いたいと、必死で勉強して、なんとか手に入れたこのバッジは、 私が思う以上に、 大きなものを与えてくれたのかもしれない。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

317人が本棚に入れています
本棚に追加