Nightmare city

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「さよなら…」 「しぃーーーーーーーーーっ!!」 ガバッ!! ベットの上で、金髪の青年が跳ね起きた。 「ふ~…夢か…」 青年がチラッと目覚まし時計を見た。 「朝の8時か… ってやべぇぇぇぇぇぇ!!!!」 彼はあわてて服を着替え、台所の賞味期限が迫った菓子パンを片手に、外へ出た。 彼の名前はギコ。つい先週、19歳になったばかりの大学生である。 急いで自転車に飛び乗る。荒川区の彼のアパートから、千代田区の「2ちゃんねるタワー」に、8時半までに間に合わなければならない。 …え?何故かって? 理由は後々分かることだろう…
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