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実は、2ちゃんねるタワーでは、大胆な計画がある。
それは、「Nightmare city 計画」である。
コンピューター内に、東京23区を動物以外、完全コピーした、新しいレジャーランドと考えてもいいだろう。
Nightmare cityには、専用のカプセルを使って、記憶、神経、体力等を「AA」としてコピーして、この世界とは「別の姿」として活動できる。
という説明を、ギコ達は聞いた。
「しっかしまー、すげぇ人数だなゴルァ…」
「3000人近くだとさ。そういやぁ、さっき流石兄弟見たぞ。」
「え?マジかよ!?」
「マジだ。」
と、そこに長身の青年二人と、少女一人が来た。
「よぅ、来ていたのか。」
緑髪の青年が声をかけた。
「まぁな。お前らも来てたんだな、兄者。」
と、こんどは青髪の青年が口を開いた。
「しかしまあ、これほどくじ運が強いとは、流石だな俺ら。」
「だな。」
「なのじゃー」
少女も答えた。
緑髪の青年は兄者。本名不詳だが大体はこう呼ばれる。勿論、コイツもギコ達と同級生。
青髪の青年は弟者。ギコ達とは1つ下。
で、その少女の名前は妹者。弟者とは同級生。
そして、カプセルの並んだ部屋に連れられた。
「すげぇ量のカプセルじゃねぇかゴルァ…」
「こんなんで俺のカプセル見つかんのかよ…」
そして、悪夢は始まる…
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