第一章だけど最終章

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  「次!!」 「次は…秋イベですね。投票制で参加者を決めるという、何とも恐ろしいイベントです」 「投票制…。参加できたと言うことは、貴様にも同情票が入ったのだな?」 「はい、いただきました。有り難いことでございます」 「流れは確か…絵師1に対してドM、いや文士が2~3配置され、抽選で引いたタグを元に絵師が表紙を描き、ドM、いや文士が小説を作るといったものだったな」 「はい。私の配属されたコロニーの絵師さんは蓋ゆきたさんで、同僚が斎藤 開さんと(有)ユウさんです」 「なんと豪華な…!私は蓋ゆきたさんのアレが好きだ!全裸で縛られた少年が股関を踏まれているというイラスト!」 「あれは踏まれているんじゃないですよ。足で隠してもらっているんです」 「それはそれでイイ……」 「恍惚の表情、やめてもらえませんか」 「……それで、タグを見たが…凄いものが混ざっているな」 「【空母】ですね。あれ、あなたの好きな『全力の雨乞い』の尻を描いた、かなめんさんが投下したタグですよ」 「なんと…!やはり良い尻を描かれる方は良いタグを落としてくれる…!」 「すんごい困りましたけど」 「勉強させていただくのだ。有り難いと思え。さて、蓋ゆきたさんの表紙はどうなった。……ほぉ…これはまた…!」  
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