無愛想

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私、永野 優有は 小学校で先生として働いている。 初任校に赴任して、今年で二年目。 大学を卒業してから一年予備校に通い、やっとの思いで教師としての道を歩み始めた。 一年目の去年は、分からないことだらけで 何をやっても上手くいかず 落ち込むことだらけの毎日だった。 でも、なんとか頑張ってこれたのは 陽平が居てくれたから。 陽平とは大学で付き合い始めたのだが、大学を卒業したあと私は地元に戻り、遠距離恋愛になってしまった。 彼はそのまま大学院に進学したので、まだ社会人ではないけれど、教育に少し携わっている事もあるので私の仕事も理解してくれ、落ち込んだときにも励ましてくれる。
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