疑惑

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 ジェーン「兎に角、事情は学園長室でお話を聞きますが?良いですか?」  聖「学園長室ですか?」  ジェーン「え?何かまずい事があるのですか?」  聖「私達は大丈夫ですが、ルエルさんの事です」  ジェーン「え?この天使様が?」  聖「実はこのルエルさんは学園長の元奥さんなんでですよ。しかし、人間の記憶を失っているのです」  ジェーン「学園長の元奥さん?この天使様が?そして、人間としての記憶を失ってしまった?」  聖「そうなんです。だから、学園長と会ってどんな事になるか………」  「しかし、ここに居ても仕方がありません。その学園長室とやらに移動しては?」  ジェーン「良いのですか?」  「構いません。私は大丈夫です。そして、今の私の事をその人に伝えます!」  聖「ルエルさんが言うのなら。ジェーン先生」  ジェーン「分かりました。では、学園長室に転移します」シュン  ~学園長室前~  コンコン。  ジェーン先生は学園長室前に転移魔法をして直ぐにドアをノックした。  ベルモット「開いておるよ」  ジェーン「失礼します」  ベルモット「ジェーンか?それにステラ?」  聖「失礼致します」  エリサ「失礼致します」  と、マリア(トカゲ)、リク、ミカ姉ぇ、ヒルドさん、そしてルエルさんと学園長室に入って来た。  ベルモット「コレはぞろぞろと入ってきよったのう?うん!?ま、まさか????」ブルブル  と、学園長がルエルさんを見た途端に立ち上がり身体を震えさせた。
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