疑惑

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 ベルモット「ル、ルエルか?お主はルエルなのか?」  「はい!私はルエルですが、私は熾天使ルエルです!私は人間だった時の記憶はありません」  ベルモット「な、なんと!?人間の記憶が無いのか?」  「はい……。ゴメンナサイ………」  寂しい顔をするルエルさん。  ベルモット「いや、ルエルが謝ることはない。そうか?記憶を………のう?」  そう言って、学園長は椅子にどっかりと座った。  ジェーン「学園長?」  ベルモット「すまぬ」  ジェーン「いいえ、今日の出来事のご報告を致しますが?宜しいですか?」  ベルモット「うむ」  ジェーン「分かりました。では、聖さん、お願いします」  聖「分かりました」  私は学園長に今日起きた事を話した。やっぱり、学園長はもの凄く驚いていた。  そして、エリサも。  ベルモット「なるほどのう?聖達が居なければ大変な事になっておったのう?学園長としてお礼を言うぞい」  聖「いいえ、私は私の役割をやっただけですよ?」  エリサ「ハァーー。やっぱり、とんでもないわね?私の使い魔がヒルド様と同じヴァルハラの神様だったとはね?」  ヒルド「まあのう。デン殿はトール様の子じゃ」  聖「母さんも顔が広いわね?まさか、ヴァルハラ、北欧の神々と知り合いとはね?」  ミカエル「聖さん?神聖王様達は神々の頂点の神様ですよ?」  聖「じゃあ?父さん達は他の勢力の神々でも?」  ミカエル「そうですよ?ただ、神聖王様達だけでは大変ですから各勢力に主神をたてたのですよ」
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